中伊豆ラジオ

中伊豆ラジオ(5月21日放送)!!「ハイキングセミナーSUN 竹端 節次 様」

5月21日(月)に中伊豆ラジオが放送されました。

今回のゲストは「ハイキングセミナーSUN 竹端節次 」にお越しいただきお話しをお伺いしました。

 

竹端さまは、今年で29回目!!を迎えるハイキングセミナーを主催しており、”地元やハイキング界では知らない方はいない”というほど名が知れわたっている方。東京出身で、自然と触れ合うことなく育ったので遠足が楽しみな少年だったそうです。小学校3年の時に高尾山に行ったことを今でも鮮明に覚えているとか。その後、ボーイスカウトに入りキャンプを経験し、植物の名前を覚えたり、地図を学んだりして、ますます山が好きになった竹端さま。高校も大学も山岳部に入り、教職についてからは16年間登山部の顧問を務めました。

 

ハイキングは宿泊も伴うので、友だちの勧めもあり民宿をしていらっしゃいました。今は高齢になったこともあり、民宿業はやめて「もっぱら山歩き」をされているそう。竹端さまのハイキングセミナーは、修善寺と三島で行っておりそれぞれに20人・30人の生徒さんがいるそうです。月一で講座と半日の山歩きをそれぞれ行っています。セミナー開講当初は女性が多かったそうですが、最近は定年後の男性が多くなってきたとのことです。

 

「登山とハイキングの違いは?」というラジオメンバからの質問に、「登山に比べて(装備もコースも)すこし優しいのがハイキング」とおっしゃっていた竹端さま。中伊豆にはハイキングスポットが多くあり、狩野川の支流大見川が流れる景色はやはり美しい。そして、百名山の一つである天城山は素晴らしい山だとおっしゃっていました。登頂に6~8時間かかるけれど、木の花が咲く5月~8月、紅葉の頃が特に美しい。木の葉も落ちて景色も良いから冬の天城山も人気。でも、表面が固くなるから滑りやすくて、昔よく救助隊の一員として出向いていたエピソードもお話していただきましたさりました。

 

ハイキングに事故はつきものなので、セミナーでは、安全性を高めるための注意点を教えているそうです。「山は獣道もある。上るのは簡単だけれども下りはどこに降りているのかわからなくなる。1/25.000分という地図を見て読み方を教えている。下りは足に負担がかかってけがをしやすいから20分~30分歩いたら5分歩くといったことを教える。」など、竹端さまのお話からは登山する人を守るために真剣で懸命な様子が伺えました。

 

竹端さまは、むかし、「中伊豆町わが町自慢」という冊子を作成されました。ご自分のお友達に中伊豆という素晴らしい場所に引っ越してきたことを伝えるために、古くは大見村と呼ばれた合併前の旧中伊豆町の良いところをまとめたそうです。竹端さまは引っ越し当初、富士山の美しさに驚いたそうです。民宿を始めた際も、部屋から富士山が見えるところにしました。そしてもちろん、「家からみる富士山が一番好き」とのこと。その他、菅引からの富士山の景色はとてもきれいだとおっしゃっていました。

 

竹端さまが中伊豆のハイキング入門編としておすすめしてくださったのは、九十九山(つくもやま)。8分で登頂でき、富士山の他、伊東の海も大島も見えて房総半島も見える絶景ポイント。特に初日の出にはおススメとのこと。立派な展望台もあるそうです。朝6:55分ぐらいに山頂で待っていると初日の出を拝めるそうです。

 

竹端さまは気さくなお人柄でファンが多く、登山・山歩きだけでなく渓流釣り(アユ・アマゴなど)、海釣りなども教えてくれていました。現在までに、たくさんの方に中伊豆の魅力を伝え、連れてきてくれた、”中伊豆ファンつくり”の貢献人だと思います。

 

貴重なお話しどうもありがとうございました。またぜひお話を聞かせてください!!

 

 

 

皆様、毎週月曜日14:15~15:15まで「中伊豆ラジオ」を聴いてくださいね!お楽しみに!

(レポート:園屋)