5月7日(月)に中伊豆ラジオが生放送されました。
今回のゲストは「タケチカメラ 武智一雄 様」にお越しいただきお話しをお伺いしました。
武智さんは主に伊豆半島全域で活躍をしていらっしゃるカメラマンさんで、観光写真をはじめ企業写真、七五三写真まで幅広い撮影を行っています。武智さんのお母様は冷川のご出身、父方のお母様は菅引ご出身とのことで幼少時代は冷川でドジョウとりをしたり夏休みは中伊豆で過ごされており、中伊豆にとてもご縁のある方です。
そして、写真スタジオを伊東と修善寺(ドットツリー修善寺)にお持ちのため、中伊豆は往路の通り道にあたり趣味でときより中伊豆地域の撮影をしていたそうです。そのため今回、中伊豆農山漁村振興推進協議会より中伊豆地域の撮影の依頼があった際、季節に応じた桜の撮影以外にも秋の筏場写真や美しい夕景の写真など、現在まで撮りためていた写真を多く提供していただくことができました。
武智さんのお話では、中伊豆は季節によって撮影に適した場所が変わるところで、山(紅葉や桜、新緑等)は特に季節感がわかりやすいとのこと。ここが絶景ポイント、というよりもある意味どこでも絵になる美しさがあるとおっしゃっていました。今回、中伊豆で桜の撮影をしていただくのに重要視したのは光の条件だったそうです。ベストな光のタイミングを待ち撮影をされたそうです。写真の質は光の条件で変るとのこと。それにより写真に立体感が生み出される。良い景色に良い光が合うかは時の運だとおっしゃっていました。
武智さんの撮影する写真はとても光が柔らかく、かつ線がはっきりとしていてなんともいえない優しい雰囲気を醸し出しているのですが、今回のお話を聞いて納得しました。
また、中伊豆で魅力のある被写体はこれからだとホタル、冬景色だそうです。伊豆半島でしっかり雪も降って季節感が出るのは中伊豆や天城、ホタルは末広や冷川とのこと。武智さんは源氏ホタルよりも平家ホタルが好きだそうです。勢いよく乱舞しているのは線が撮影できるけれども平家ホタルはとまっている時間が長いので昆虫として撮影できる。中伊豆のしっかりとした暗闇の中で見るホタルや星は本当にキレイ。暗闇でホタルを撮影するのは難しく、「どれだけ虫の気持ちになれるか」と武智さんらしい視点でお話して頂きました。
武智さんは発想豊かでマルチな才能の持ち主。
現在、写真展とイベントの企画をしておりますのでご案内します。
【写真展】
“NO WHERE IN EUROPE”
2018/5/15(火)〜5/20(日)
11:00〜17:00 ドットツリー修善寺タケチカメラ
“フランス版食べる通信”
フランスで牧場と肉屋さんの取材決行。
5/18の18時からは持ち帰って来たワインと肉でレセプションを行います。
どなたでも参加無料。無料。
【イベント】
サバ―ソニック&アジフェスティバル@伊東のなぎさ公園
海鮮レスラー(魚の名前のレスラー) 自転車メーカーも集合、ヨガなど
http://www.sabasonic-ajirock.com/
風景からサバから社会性のある撮影までこなす武智さん、今後、協議会とも一緒に楽しいことを考えください!!
楽しみです。
5月14日のゲストは「たまご直売所 あいらんど 佐藤俊夫 様」にお話しをお伺いいたします。
皆様、毎週月曜日14:15~15:15まで「中伊豆ラジオ」を聴いてくださいね!お楽しみに!
(レポート:園屋)
こちらのページに掲載した写真はすべて武智さまが撮影されたものです。